このくだらない日常に推しという名の花を飾ろう

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しがない大学生オタクのひとりごと

嵐、活動休止するってよ。

はじめに

今回はもう本当に、ド直球なタイトルです。

2020年12月31日をもって、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「嵐」が活動休止します。

正直このことに関して、ジャニオタ以外はぶっちゃけみんなどうでもいいって思ってるのかなって勘違いしている自分がいました。そんなことはなかったようです。

 

なぜなら、90年代後半生まれのウチら(死語かもしれない)の青春には、嵐があったから。

 

よくメディアでは嵐のブレイクのきっかけとして2005年と2007年に放送されたドラマ『花より男子』が挙げられますが、これに関しては概ねその通りだなと思ってます。

特に2007年の花男リターンズを機に嵐を知ったという人も多いのではないでしょうか。周りの女子が「花沢類と道明寺司どちらが良いか」の話題で延々と盛り上がっていた記憶があります。主題歌のLove so sweetも今では恋が始まるシーンで定番のBGMとなりましたしおすし。

www.youtube.com

その後、ドラマ『山田太郎ものがたり』や『魔王』のヒット、10周年での様々なメディアミックスイベントもあってファンが一気に増え、毎日のように嵐が話題にされるようになりました。私もそのくらいの時期に嵐にドハマりしてWelcome to ジャニオタした人の1人です。WinkupとかduetとかPOTATOとかドル誌買ってたなぁ

 

中でも記憶に残っている人が多いのが「ドラマの友情出演リレー」でしょうか。

相葉さんが出演していた『マイガール』に櫻井さんが友情出演→
櫻井さんが出演していた『特上カバチ』に大野さんが友情出演→
大野さんが出演していた『怪物くん』に松潤が友情出演→
松潤が出演していた『夏の恋は虹色に輝く』に二宮さんが友情出演→
二宮さんが出演していた『フリーター、家を買う。』に相葉さんが友情出演……

今考えてみるととんでもなく贅沢なことをやっていたんだなぁ、と思った次第です。

10周年を終えて以降も嵐は最前線を走り続け、"ウチら"の青春を楽しい思い出にしてくださいました。本当にありがとうございます。

 

21年の「物語」

さて、ここまで前置きが長くなりましたが、ここで一旦なんで私がここまで嵐に魅せられ続けてきたのかということをちょっと考えてみようと思います。

ズバリ一言で言い表すならば、彼ら5人に物語があるということでしょうか。

 

ご存じの方も多いかもしれませんが、2004年の24時間テレビで相葉さんが語った「トップになりたいって夢絶対叶えようね。嵐で良かった。」という言葉。

当時は「へっ、何言ってんのこいつww」みたいな風に思われていたかもしれません。しかし、彼らは彼らなりの道を見つけ、今ではトップに立ったと言っても過言ではなくなりました。

www.youtube.comこれはブレイク前の2006年に発売されたアルバムのリード曲です。彼らが普段語ることのない野心が存分に詰まっているのでぜひ聴きましょう

 

トップに立った今でもなお、現状に満足しつつもさらに高みを目指そうとする彼らの姿勢には、本当に頭が上がりません。ありがとうございます。(何が)

そのような物語があるからこそ、オタクはこの人たちを推していて本当に良かったと思えるのです。

 

 

そして控えた活動休止。

個人的には、ここで1つの物語が、いや1つの時代が終わってしまうのではないかと寂しくなります。

青春を支えてくださった彼らを、笑って送り出せるように幕引きを見守ろうと思います。

 

ありがとう。そして、また会いましょう。