このくだらない日常に推しという名の花を飾ろう

このくだらない日常に推しという名の花を飾ろう

しがない大学生オタクのひとりごと

某非常勤講師の「うっせえわ論」に対する所感

久しぶりにブログを書いてみたくなったので徒然なるままに書いてみようと思います。

 

ボーッとTwitterを眺めてたら私のもとにとある記事が飛び込んできました。

gendai.ismedia.jp

 

詳しいことは記事を読んでいただければ分かるのですが、要約すると

「うっせえわはマイノリティである2020年代の若者そのものの歌であり、20代の若者が10代の若者に送る処世術の曲である」という解釈になっています。

 

曲にはいろいろな解釈があり、これも1つの解釈としてはアリなのではないかなというのが建前ですが、本音を言えば(こういう言葉はあまり使いたくないのですが)個人的には"解釈違い"かなと思うところがありますね。

 

そもそも、10代と20代を「若者」としてひとくくりにするのには無理があるのではないかというのが持論です。私は22歳(執筆当時)ですが、20歳以下の人と話していると明らかに感性が異なります。どう異なるかというと、当然のことですが20歳以下の人の方が自分にとって良いものを素直に「良い」と言えるまっすぐな感性を持っている(具体的には、「オタク」であることを公言できるような感性になっている)かなと思います。

しかし、そういう感性が持てるようになったというのは良い時代になったという証拠であり、20代が同じ感性を持てるようになったかと言われればそれは違います。

(ここで20代と大きく括ってしまうのも多少暴力性は感じますが)今の20代は多感な時期を「オタクの過渡期」として過ごしているのです。

「うっせえわ」はsyudouさんというボカロPが作曲しているということでしたが、思えば中学生の時はお昼の放送でボカロ曲を流せば「おい誰がリクエストしたんだよ〜〜www」などと笑われ、「ボカロ聴くオタク=キモい」というレッテルが貼られるような酷い時代でした(まあ民度の低さが目立つような時代もあったというのもありましたが)

また、「厨二病」なる語彙が誕生したのもこの頃であり、中学生の歪んだ自意識とボカロのテイストがマッチし数々の黒歴史を生み出したという経験が誰しもあるのではないでしょうか(例えばカゲ○ロとか)

しかし、やはり厨二病というのは「卒業」すべきものであり、現在20代の私が「うっせえわ」の歌詞を見てみると黒歴史を見ているかのようで恥ずかしくなるというのが正直な感想です。syudouさんは悪くないんだけどね……

同じように、20代の中でもどこかオタクを見下しているような感情をどうしても持ってしまう人がいるのではないでしょうか。でもいいんです。人にはそれぞれ価値観がありますからね。

 

とはいえ、「うっせえわ」の歌詞はただ単に厨二病からしかたないね〜笑と笑ってスルーするにはちょっと引っかかるものがあるな、とも思います。それが「社会人じゃ当然のルールです」という歌詞です。え、社会人??

本当に炎上覚悟でいうと、もしかしたらこの歌詞の中の人は「社会人」という立場であるにもかかわらず未だに厨二病的な感性を引きずっているのかもしれません。大人になれよ、少年……(何度も言いますがsyudouさんとAdoさんに罪はありません)

まあでもリアルな20代って精神年齢はほんまに20代なんか?高校生で止まってるんじゃないのか?って人は結構いますし……(特大ブーメラン)

 

ここまでかなりのちくちく言葉を書き連ねましたが、最後にもう一言だけ言わせてください。

個人的に、中学時代に「ボカロきっっっっっっもwwww」とか言ってた奴がYOASOBIとか聴いてるとすごくモヤモヤします。あとボカロ出身のアーティストが一過性の話題になっているのを見ると音楽が流行りのネタとして消費されているみたいで危機感を抱いています。特にテレビ屋さんが「うっせえわがTikTokで話題!」とか言っているのを見るともうJ-POPは終わりなんじゃないかとすら思えてきます。

これももしかしたら厨二病的な感性であり卒業すべきなのかもしれませんが、ごめんなさいそこだけは卒業できませんでした。

 

結局は自分も厨二病的な感性を引きずったまま大人になってしまった残念な「若者」なのかもしれませんね。

 

嵐、活動休止するってよ。

はじめに

今回はもう本当に、ド直球なタイトルです。

2020年12月31日をもって、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「嵐」が活動休止します。

正直このことに関して、ジャニオタ以外はぶっちゃけみんなどうでもいいって思ってるのかなって勘違いしている自分がいました。そんなことはなかったようです。

 

なぜなら、90年代後半生まれのウチら(死語かもしれない)の青春には、嵐があったから。

 

よくメディアでは嵐のブレイクのきっかけとして2005年と2007年に放送されたドラマ『花より男子』が挙げられますが、これに関しては概ねその通りだなと思ってます。

特に2007年の花男リターンズを機に嵐を知ったという人も多いのではないでしょうか。周りの女子が「花沢類と道明寺司どちらが良いか」の話題で延々と盛り上がっていた記憶があります。主題歌のLove so sweetも今では恋が始まるシーンで定番のBGMとなりましたしおすし。

www.youtube.com

その後、ドラマ『山田太郎ものがたり』や『魔王』のヒット、10周年での様々なメディアミックスイベントもあってファンが一気に増え、毎日のように嵐が話題にされるようになりました。私もそのくらいの時期に嵐にドハマりしてWelcome to ジャニオタした人の1人です。WinkupとかduetとかPOTATOとかドル誌買ってたなぁ

 

中でも記憶に残っている人が多いのが「ドラマの友情出演リレー」でしょうか。

相葉さんが出演していた『マイガール』に櫻井さんが友情出演→
櫻井さんが出演していた『特上カバチ』に大野さんが友情出演→
大野さんが出演していた『怪物くん』に松潤が友情出演→
松潤が出演していた『夏の恋は虹色に輝く』に二宮さんが友情出演→
二宮さんが出演していた『フリーター、家を買う。』に相葉さんが友情出演……

今考えてみるととんでもなく贅沢なことをやっていたんだなぁ、と思った次第です。

10周年を終えて以降も嵐は最前線を走り続け、"ウチら"の青春を楽しい思い出にしてくださいました。本当にありがとうございます。

 

21年の「物語」

さて、ここまで前置きが長くなりましたが、ここで一旦なんで私がここまで嵐に魅せられ続けてきたのかということをちょっと考えてみようと思います。

ズバリ一言で言い表すならば、彼ら5人に物語があるということでしょうか。

 

ご存じの方も多いかもしれませんが、2004年の24時間テレビで相葉さんが語った「トップになりたいって夢絶対叶えようね。嵐で良かった。」という言葉。

当時は「へっ、何言ってんのこいつww」みたいな風に思われていたかもしれません。しかし、彼らは彼らなりの道を見つけ、今ではトップに立ったと言っても過言ではなくなりました。

www.youtube.comこれはブレイク前の2006年に発売されたアルバムのリード曲です。彼らが普段語ることのない野心が存分に詰まっているのでぜひ聴きましょう

 

トップに立った今でもなお、現状に満足しつつもさらに高みを目指そうとする彼らの姿勢には、本当に頭が上がりません。ありがとうございます。(何が)

そのような物語があるからこそ、オタクはこの人たちを推していて本当に良かったと思えるのです。

 

 

そして控えた活動休止。

個人的には、ここで1つの物語が、いや1つの時代が終わってしまうのではないかと寂しくなります。

青春を支えてくださった彼らを、笑って送り出せるように幕引きを見守ろうと思います。

 

ありがとう。そして、また会いましょう。

 

「努力する主人公」は本当に20年間失われていたのか?

はじめに

先日、こんな記事を読んだ。

alu.jp

この記事の筆者によると、「1990年代後半に『生まれながらに特別な存在』の主人公がブームになり、2011年以降からは『甘やかし』ブームが到来したため、努力する主人公は見られなかった。しかし2010年代後半になると、『努力する主人公』が帰ってきた」ということらしい。

 

え?

ええ??????

 

この結論はにわかとはいえ幼い頃からアニメを見ていた私にとっては疑問どころかツッコミどころ満載のものであった。

ここからは、疑問点を上の記事と対応させながら書いていくが、あくまでチラシの裏程度の個人のお気持ち表明なので話半分に見ていって欲しい。

 

①1990年代後半〜2000年代前半

ルフィは「約束された成功」だったのか?

この年代というと、ちょうど私が生まれた頃〜幼稚園の頃に放送されていたアニメとなる。

ワンピースやポケモンといった、現在でも放送されている「国民的アニメ」ともいえる作品が数多く存在した時代だ。

中でもワンピースは全世界で4億6000万部もの発行部数を記録しているということもあり、

一時代を築いたコンテンツといえよう。

 

ここで、ワンピースのアニメのOPの冒頭で流れるナレーションを振り返ってみよう。

 

富・名声・力、この世のすべてを手に入れた男、海賊王・ゴールドロジャー。彼の死に際に放った一言は人々を海に駆り立てた。「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる。探せ!この世の全てをそこに置いてきた!」男達はグランドラインを目指し夢を追いつづける。世はまさに大海賊時代!

 

海賊の中で「財宝」を見つけ出せるのはほんの一握りの者だけであり、海へ出たからといって必ず「財宝」が見つかるわけでもない。つまり、「海賊=最初から成功は約束されているわけではない」ということを匂わせている。ある意味ギャンブルみたいなものだ。

しかし、それでも夢を追い続けるのが海賊のロマンである。そしてそれはルフィの「海賊王に俺はなる!」という有名なセリフにも受け継がれている。

確かにルフィは"海賊王"から(シャンクスを介しているとはいえ)帽子を託されており、全身がゴムのように伸縮する「ゴムゴムの実」の能力を持った「特別な存在」であるが、それだけでは「約束された成功」は手に入らない。

実際、「海賊王に俺はなる」とか言っときながら20年経ってもいまだに海賊王になってないしな……

 

それが裏付けられるセリフがこちら。

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(まあ実際にはこれだけで済まされてしまったとはいえ)なーんだ、ルフィもちゃんと努力してんじゃん。

とはいえ、展開的に最終的にはルフィは「海賊王」となるであろう存在なので、成功のためには才能と努力両方が必要だよねというおはなしでした。

 

「現実直視」な魔法少女アニメ

もう1つ、この年代を語る上で欠かせないアニメがある。

それが、「おジャ魔女どれみ」だ。

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1999〜2002年に放送されたいわゆる「魔法少女アニメ」で、主人公のどれみ(ピンクの子)がひょんなことから「魔女見習い」になり、魔法を使ってトラブルを解決することによって成長していくという物語である。

なぜ一見「魔法」といったファンタジーなものであるにもかかわらず「現実直視」かというと、巻き起こるトラブルの内容がまさに当時の社会で(そして今でも)問題視されているものだからだ。

例えば不登校の児童が登場したり、交通事故で実母を亡くしたため「母の日」のイベントに反発する児童がいたりと、厳しい現実と向き合う子どもたちの姿がこれでもかというくらいリアルに描かれている。よく朝っぱらからこんなに重たいアニメやってたよな……

それでも、彼ら・彼女たちの悩みや葛藤を解決するため、魔法を使って奔走するどれみたちの姿には、大人でもグッとくるものがある。

 

②2010年代前半 ——「友情」と「努力」だけで「勝利」できる時代は終わった

「どうにもならない現実」と戦う覚悟

冒頭で上げた記事では2010年代は「『甘やかし』ムーブメントの到来」と言われているが、私はそれに異議を唱えたい。

 

確かに2011年に東日本大震災があり、多くの人が苦しい思いをしたこともあって「『特別な存在』でなくても、生きているだけで褒められたい」という気持ちを軸にした作品もあるだろう。

しかし、あくまで個人の印象であるが、そういった甘やかされ願望を叶える作品というよりはむしろ震災以降「理不尽な状況に立ち向かう作品」が目立つようになった気がする。

 

その中でも代表的なのが、進撃の巨人であろう。

巨人が街を襲い、人類は巨人に食われていく。その中で生き残った主人公たちが調査兵団に入団し、巨人を「駆逐」するといったストーリーだ。

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物語の中で、主人公エレンは目の前で母親が巨人に捕食されてしまうシーンを目撃する。そこに現れた巨人とは圧倒的な体格差、力の差があった。

この絶望的な状況に、人類はどう立ち向かっていくのか。そこには「友情」と「努力」だけではどうにもならない、しかし向き合わなければならない、残酷な現実が待っている。

だからといって、「努力しない」といった方向には決して進んでいない。戦略や個人のポテンシャルを生かして最大限「努力」、いや、心臓を捧げているのだ。

 

部活もので描かれる「努力」のかたち

2010年代になると、いわゆる「部活もの」のアニメがヒットするようになった。

黒子のバスケちはやふる弱虫ペダルハイキュー!!……全部列挙するとキリがないのでこのへんにしておくが、各作品に見られる特徴としては、「主人公もその仲間も『努力』によって成長する過程が丁寧に描かれている」ということである。ただ単に努力したというだけではダメで、きちんと「成長」しなければならないのだ。

結果として勝利が掴めなかったとしても、次に繋がるヒントがある。人間同士の生々しいぶつかり合いを通して、また一歩次の段階へステップアップしていく。だからこそ、キャラクターに感情移入でき、まるでキャラクターと一緒に成長しているような気分が味わえる。

もちろんこの年代以前の作品にも成長過程を丁寧に描いたものはあるだろうが、「ヒット」したといった現状を鑑みれば、「努力」の結果としての「成長」が重要なファクターになっているという結論になるだろう。

 

③2010年代後半 ——「なろう系」の台頭とジャンプの新時代

やっぱり努力したくない!?

2010年代後半に入ると、「なろう系」と呼ばれるいわゆる「異世界転生もの」がヒットを飛ばすようになる。

元記事では「ハメフラ(乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…)」の説明を2010年代前半の項でしていましたが、これも「なろう系」ですね

現実世界でトラックに轢かれて異世界に転生し、チート的な能力を獲得して最初から敵をバッサバッサとやっつけていく……といったテンプレートが有名だ。

これはあくまで私の憶測なのだが、2010年代後半は高校生〜社会人がメイン層のアニメが格段に増加したことによって、「努力したってどうにもならない、現状は変えられない」「アニメの中でもどうにもならない現実と向き合うのは嫌だ、せめてアニメの中だけでも努力しないでめっちゃ強い能力欲しい、夢を見させてくれ」といった願望が反映された(?)のが「なろう系」の台頭であろう。

 

「約ネバ」「鬼滅」—— ジャンプ復活の兆し??

とはいえ、やはり「努力する主人公」をきちんと描いてくれるのが週刊少年ジャンプである。

この年代に入ると、「NARUTO」「BLEACH」「銀魂」といった今までジャンプを牽引してきた作品が次々と連載終了を迎え、一時期は「最近のジャンプつまんない」と言われてしまう有様だった。

そんな中で希望の光となったのが、「約束のネバーランド」(約ネバ)と「鬼滅の刃」だ。

前者は「孤児院育ちの主人公が、仲間が『鬼』に食われるところを目撃したことで自分たち人間が『鬼』の食料となっていることを知り、孤児院を脱出する」といったストーリー、後者は「主人公が家族を『鬼』に殺されたことで、鬼と化した妹や仲間とともに『鬼狩り』に出かける」といったストーリーである。これは偶然の産物なのかどちらも「鬼」といった「人間の力ではどうにもならない存在」に立ち向かうといったストーリーになっている。

これは2010年代前半の項で挙げた「どうにもならない現実」と戦う覚悟とリンクしており、その流れを汲んだ作品といえる。一見斬新に見えるかもしれないが、「約ネバ」「鬼滅」で描かれる「努力」のストーリーは、過去の作品の蓄積があってその確固たる土台の元に築かれたものだ。

 

おわりに

チラシ半分で書き進めたつもりがレポートが書けそうな文字数になってしまった

結論を言うと、「『努力する主人公』は20年間失われていたのか?」の答えはもちろんNOであり、それぞれの作品でそれぞれのキャラクターがしっかりと努力のかたちを見せている。

そしてそれがキャラクターに感情移入するきっかけになり、見る人にとっての「青春」を形作っていく。……

 

要するにアニメについて語るにはいろんな作品を見る必要があるってことですね。もっとマシな文章が書けるように精進します。

 

 

 

中途半端なオタク

先日、とある番組に音楽ユニット・YOASOBIが出演していた。

妹がYouTubeで聴いていて「夜に駆けるめちゃくちゃいいな」と思ったのがきっかけで好きになったアーティストであり、どんなことを話してくださるのか非常に楽しみにしていた。

しかし、ここで予想だにしない出来事が起こったのである。

なんと、「TikTokでバズったアーティスト」として紹介されていたのだ。

その番組では「バズった」わけだけではなく、ご丁寧にTikTokの使い方まで紹介されていた。(あれ、つい最近日本でTikTokの利用が規制されますよ〜〜〜って言ってたばかりじゃなかったっけ)

私はTikTokというものを使ったことがないばかりか、安全性に関して正直疑問を抱いているのでここまで宣伝して大丈夫なのか?と思ったが、それはさておき。

 

番組を見ていて衝撃だったのが、今のティーン層はTikTokで曲を知ってそこからその曲のフル尺をApple Musicなどのストリーミングサービスで聞く」「アーティストやアルバム単位で曲を聴かないので、曲を知っていてもアーティスト名を知らない場合が多い」という事実が紹介されていたことだった。

 

えっ……アルバム単位で曲聴かないの……?

 

もちろん音楽には様々な楽しみ方があるし、YouTubeの好きなアーティストの曲のMVのコメント欄に「TikTokから来ました!」という投稿があってもそこまで目くじらを立てるほどではない。まあアーティストの方に失礼という意見があるかもしれないが、個人的にはさほど気にならない。

ただ、(これはクソデカ主語になってしまうのは承知だが)今のティーン層がそのアーティストが紡ぎ出す「物語」を知らずに、ただ単に「流行りのネタ」として曲を消費しているように思えてしまって、大声で、泣いちゃったのであった。

何度でも言うが、音楽には様々な楽しみ方がある。「TikTokの曲」として楽しんでもそれはそれで1つの音楽の楽しみ方だから別に否定はしない。ただ単に、「アーティストのことを知ろうとしない、アルバムを聴こうとしないなんてもったいないなぁ」という気持ちである。

 

もちろんこれが私がジャニオタで、ジャニーズがサブスク解禁が遅くCDをPCに取り込んでWALKMANで聴く、という楽しみ方がメインだったからそう思ったというのもあるかもしれない。一番オタクをしていた中高時代がSpotifyなどのストリーミングサービスがそこまでメジャーじゃないどころかまだLINEの走りの時代だったというものあるかもしれない。それでもやっぱり「アーティストの作品全体を通したメッセージを知った方が、QOL爆上げになるよ???」と私の心の中のフワちゃんが呼びかけている。

ただ、そういった感情が生まれてしまったことが、なんだか年をとってしまったというか、価値観をアップデートできず「昔は良かった」と思い込んでいる老害になってしまったようで悲しくなってしまった。ごめんよぉ大学生のおばちゃんにはなんのこっちゃ分からないんだ……本当にごめんよぉ…………………

 

それともう1つ話は変わるのだが、テレビ番組の所謂「オタクコンテンツ」に対する扱いがまだまだ発展途上なのかな?と思ってしまうことがある。

 

別の番組で「20代に人気の夏うた」としてアニメ「化物語」のED「君の知らない物語」が流れた時にワイプに映っていたゲストが皆ポカーンとしていた顔をしていたのに対し、「アニソンといえば……」の流れで新海誠映画のRADの主題歌が流れたり残酷な天使のテーゼが流れたりしてワイプのゲストが「うんうん」と頷き楽しそうな素振りを見せる、という一幕があった。

 

私はそれを見て、テレビ屋さんがオタクをようやく認めるようになったとはいえ、「オタク」の認識が2000年代前半で止まってしまっている、また最近の「オタク」の動向を表面的にしか追っかけていないのではないか、とちょっと思ってしまったのである。

 

もちろんその番組は(名前を出してしまうとMステなんだが)マスメディアの名の如く「大衆向け」なので、そんなに「オタク」を理解した番組を作って欲しければオタク専用チャンネルを作ってしまえばいい、というかオタクは一生ニコ動に引きこもってろという意見があってもそれはもっともだし、「嫌なら見るな」「テレビのメインターゲット層は40〜50代なんだから君たち若いオタクはそこから外れてるってことだよ」というのが正論だ。

 

しかしなんとなく「大衆」「世間」からのズレを感じてしまうというか、「オタク」の存在が宙ぶらりんになってしまったようで悲しくなってしまった。テレビ側が「ほら、君たちオタクくんの好きなものを持ってきたよ!」とコンテンツを提供しても、当事者であるオタクは「結局俺らのことなんか分かってないんじゃーん」となるのがオチである。

そのためにテレビ側がオタクに寄り添ったコンテンツを展開してくれとは思わない。テレビではないにしろ、サークルでメディア媒体に関わったことがある人間としては、コンテンツを作る、届けるということがどれだけ大変か分かっているからだ。ここではただ単に、世間一般との認識のズレを感じてしまって悲しくなってしまった、という個人の感想を述べたいだけである。

 

 

世間一般には染まれず、かといってTikTokを楽しむイマドキのオタク層の楽しみも理解できず、2000年代後半〜2010年代前半の「楽しかったあの頃」に取り残されたオタク。中途半端なオタク。きっとこのブログを読んでいる人の中にも、そういった人がいるだろう。いやいてくれ。頼む。

とはいえ、オタクたるもの、人間たるもの、常に進化し続ける時代に追いつかなければならない。でも、今は、今だけは、楽しかったあの頃の余韻に浸らせてくれ。中高時代好きだったアーティストのアルバムを全曲通して聴いて、「物語」をもう一度味わわせてくれ。

以上、オタクの戯言でした。やっぱりwowakaさんは最高だわ。

 

嵐の歌詞を分析してみた

はじめに

どうもまたまたエリザベスです。

先日、ふとTwitterでこんな記事を目にしました。

https://prehyou2015.hatenablog.com/entry/prepara

プリパラに出てくる楽曲を分析してみた、という記事ですね。

これがなかなか面白かったので、じゃあ私のone of 推しである嵐はここ20年間でどんなことを歌ってきたのか気になって調べてみました。

ちなみにテキストマイニングとは、大量のテキストデータから有益な情報を取り出すことを指します。(出典:https://www.traina.ai/solution/textmining/about.html

 

それではLet's 歌詞分析!

 

対象曲と分析方法

・対象は「歌ネット」から、2019年発売の「5×20 All the BEST!! 1999-2019」までのシングル・アルバム・カップリング299曲

例:Love so sweet/嵐、5×20/嵐 など

・ソロ曲、ユニット曲、未音源化曲は除外

例:T.A.B.O.O/櫻井翔、MIKOSHI BOY/大宮SK など

・分析方法は、歌詞を「Lyrics Master 2」でテキストファイル化したのち、「KH Coder」を利用して語句を抽出するというもの(強制抽出に指定した語:「君」「僕」「俺」「オレ」「キミ」)

参考:http://basswhale.hatenablog.jp/entry/2015/05/30/171019

※これはあくまで個人の分析なので、一部抜けている語句もあるかもしれませんがそこはご容赦ください。

 

分析結果

・頻出単語100(上手い言い方が思いつかなくてごめんなさい)

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うーん、圧倒的光属性!

「今」「夢」「未来」「明日」「今日」など、現在と未来に関わるワードが上位に含まれているのは他のジャニーズアイドルと特に変わりませんね。

 ただ、「風」「空」など、自然の風景に関連するワードがかなり上位に食い込んでいるのは他のジャニーズグループにはない特徴だと考えられます。まあグループ名の「嵐」も自然現象ですからね笑(ちなみに「嵐」という単語自体は28回出てきました)

 

動詞で多かったのが「見る」「知る」というワード。他のジャニーズグループだと「信じる」が動詞の中ではトップになりがちなのですが、これらの語句が「信じる」よりも上位にきている理由として、「この世界を自分の目で見てみたい、もっと知りたい」という向上心や好奇心、ワクワクが表れていると考えられます。

また、特に「見る」について関連語検索をしたところ、「見る」に関しては「世界」の他にも「夢」「前」「未来」などのワードが上位にきていました。ここから他のジャニーズ同様未来志向な歌詞が多く書かれていることが分かります。

 

さらに注目したいのが「季節」というワード。

スクリーンショット 2020-08-11 22.18.45

他のジャニーズグループではそもそも頻出単語100の中にも入らない場合が大半なので、嵐特有の表現といって良いでしょう。

時間や瞬間を「季節」って表すなんておしゃれじゃない?こんな好きな人に出逢う季節二度とない。うんうん。

 

また、季節の中でも特に「夏」だけ頻出単語150に入るのも面白いです。ただ、これは他のジャニーズグループでも見られる現象なので、ジャニーズ全体で夏の歌が多いといえるでしょう。サマースプラーッシュ!!!

 

向こう」というワードも他のジャニーズグループでは上位に見られないものです。ほとんどが「風の向こうへ」の歌詞とはいえ、「Happiness」の「騒がしい未来が向こうできっと待ってるから」など、他の楽曲にもよく見られるワードなので、これも嵐ならではの特徴ですね。

 

 

ちなみに英単語の頻出ランキング(25回まで)はこうなりました。

スクリーンショット 2020-08-11 23.33.56

頻出単語150と結構被ってます。あと「oh」「yeah」などの感嘆詞が多いのもアイドルソングらしいですね。

天に届け舞い上がれOh Yeah〜♪\Oh Yeah〜〜〜!!!/

驚きなのが「ARASHI」が25回以内に入っていたことです。「嵐」じゃなくて「ARASHI」なのね。

 ・共起ネットワーク 

単語間のつながり、グループ分けはこんな感じです。
(線が濃いほどつながりが強いという結果を表しています)

大きく分けて紫と緑と黄色の要素が大部分を占めているわけですが、主に紫が「君と僕の関係」、緑と黄色が「現在自分が見ている先にあるもの」といった分類でしょうか。

嵐はコンサートの終盤でファンに対する感謝の思いや今後の将来について語っていくことが多いのですが、そんなファン(君)と嵐(僕)が描く今、そして未来への思いが歌詞の中にも表れていると考えられます。だからこそ、「嵐のファンで良かった……これからもついていきます……!!!」という風に思えるんですよね……!

本筋とは逸れますが笑顔と涙という一見相反するものにつながりが見られるのもまたエモポイントです(小声)

 

おわりに

今回嵐の歌詞を分析してみましたが、自分でも気づかなかった嵐の歌詞の良さ、そしてジャニーズの他のグループと比較した嵐ならではの魅力に気付くことができて非常に楽しかったです。キンプリとか他のグループでもやりたいな。

最後に文中で比較した他のジャニーズグループの歌詞の分析結果一覧を載せておきます。ぜひご参照ください。

http://basswhale.hatenablog.jp/entry/2015/05/30/171019

http://microchappy.hatenablog.com/entry/2015/05/19/221125

https://astaeight.hatenablog.com/entry/2015/05/23/001142

https://morningproject.hateblo.jp/entry/2015/05/23/002839

http://yuki922.hatenablog.com/entry/2015/05/21/225459

 

追記

活動休止ししばらく新譜は出さないであろうということでBRAVEからThis is 嵐までの全編英語詞の曲を除いた299+11=310曲を分析した結果がこちらです。

頻出語100

共起ネットワーク図

基本的にさほどデータの変動はないと思って大丈夫ですが、「終わる」という単語の出現回数が増加している点を見てみると活動休止を意識したものになっているのかなぁとも思いますね。そこは少し寂しいですが、だからこそ「The Music Never Ends」でアルバムの最後を締めたのが彼らなりのファンサービスだったのかもしれません。

嵐のオヌヌメプレイリストについて

はじめに

こんにちは。最近コロ助のせいでジャニーズのコンサートやイベントなどの「現場」がなくなってそろそろ発狂しそうです。ジャニ成分を摂取させろ。

というわけで、今回は長年オタクをやってきたとともに私にとってのジャニオタの入り口である嵐のオヌヌメアルバム曲を紹介していきます。
「嵐の曲は有名どころしか知らないなぁ……」という人にもっと嵐の良さ、尊さを布教すべく「ぼくのかんがえたさいきょうのアルバム曲リスト」を作りました。ちょっと実際の嵐のコンサートのセットリストを参考にして作ってみたので、これを聴けば「現場」の気分が味わえるかも??

プレイリストはこちら。ドン!

以下で解説(といってもメモ程度)していくので、プレイリストを聴きながら気軽に読んでください。また、ブログの最後に現在公開されているライブ映像の中でこのプレイリストに入っている曲も紹介しているので、そちらも合わせてご覧ください。

1. movin' on

2010年に発売されたアルバム「僕の見ている風景」のリード曲。
昔のJALのCMソングにもなってたから知ってる人もいるかも?

まずジャケット写真からしていかにも全盛期の嵐!って感じですね。
かっけぇ。
サビの「駆け上がる この時代を」「巻き込むんだ この世界を」という歌詞も「これから嵐を巻き起こしていくぞ!」という勢いを感じさせますね。
かっけぇ。

個人的には途中で入る櫻井さんが歌うラップの「重なる五色の虹」というリリックが好きです。もう嵐じゃん。無敵じゃん。最強じゃん。ありがとう櫻井翔

2. Oh Yeah!

2007年に発売されたアルバム「Time」のリード曲。
これも「聴いたことある!」って人がいるかもしれませんね。
コンサートでめちゃくちゃ盛り上がる嵐らしい爽やかポップチューン。サビの手前で松本潤さんが「手ェ上げろ!」って言うんですけど、あれが自動的に脳内再生されて調教されたオタクはサビに合わせて手をフリフリします笑

あと個人的に「もう一度 あの日に戻るとしても 同じ路(みち)選ぶだろう」という歌詞が本当に大好きです。嵐はきっと時を戻したとしても嵐でいることを選んでくれるんだろうなぁと思うと涙腺崩壊ですね……。

3. Welcome to our party

2012年に発売されたアルバム「Popcorn」のリード曲。
これもまたコンサートで盛り上がる1曲です。
「あぁ、これから壮大なパーティータイムが始まるんだな」って感じでオタクはウキウキします。
櫻井さんの「you are ready なら put your hand up!」の後に「yeah! yeah! yeah! yeah!」って言うの楽しすぎる。

あと個人的にPopcornのコンサートツアーは初めて行った公演なので結構思い入れのある曲だったりします。

4. Yes? No?

これもまたコンサートで盛り上がる曲です。たぶんイントロ聴いただけで嬉しさで泣いちゃう。
疾走感のあるサウンドと1番Aメロの天才的な歌割りによって、嵐ミリしらでもだいたい嵐がどんなグループなのか分かるようになっている曲です。
正直曲聴くだけでは物足りない人はこの曲が歌われているTimeコンのDVDを見ましょう。マジでかっけぇから。

5. CARNIVAL NIGHT part2

これもコンサートで盛りあ(ry
とにかく細かいことは考えずにBメロで歌詞ガン無視して「C! A! RNI! VAL! NIGHT!」って叫びましょう。あとアラフェス(2012年に国立競技場で行われたコンサート)だとFESTIVAL NIGHTになってます笑

6. let me down

アルバム「僕の見ている風景」を提げたツアー「scene〜君と僕の見ている風景〜」でも披露されたダンスナンバー。
ちょっと大人な魅力が詰まった1曲で、まるで洋酒入りチョコを食べているような感覚になれます(ほんまか?)

ちなみにコンサートでこれを歌っている時に相葉さんが「I Love Chiba」って書いてある衣装を着ていたのはなかなかの衝撃でした笑(相葉さんは嵐のメンバーで1人だけ千葉県出身なので)

7. Love Situation

はいオタクみんな大好きらぶしちゅ〜〜〜〜〜!!!!!
つべこべ言わずに一番下のリンクからアラフェス見ような。松潤の「チカヅキタイ」で国民全員恋に落ちるから。

8. ROCK YOU

そういえばこのプレイリストTimeの曲多くね?と思った貴方。大正解です(何が?)
私は嵐のアルバムの中でTimeが一番好きだったりします。このプレイリストに載ってる曲以外にもマジで捨てるところなし名曲揃いだから全部聴いてくれ。

とにかく曲調が終始かわいいのと、櫻井さんのラップの「clap ya handz 2 times」の後でパンパンッって拍手するのがかわいいのと、Cメロの二宮さんの「永遠じゃなくても 感じることできるさ 簡単なことだよ 愛情注ぐ理由はいらない」の歌い方がかわいいのとで嵐の "かわいい" が全て詰まった曲になっています。あ〜かわいい。

9. 夏の名前

これは嵐の全楽曲の中で10本の指に入るほど好きな曲です。
ひと夏の淡い恋、はじける切なさ、あの夏の思い出が全部この曲の中に詰まっています。
Cメロの大野さんの「君と出会ったこと 離れても忘れない」で涙腺崩壊します。やっぱり嵐には大野智、貴方が必要だ…………。

10. Summer Splash!

これもまた夏!って感じの曲です。
コンサートでは櫻井さんの「サマースプラーッシュ!」の掛け声とともに噴水が上がってこれまた綺麗なんですよね。あぁ夏よいつまでもオォオ〜〜〜

11. Sugar

はいオタク大好き大人な嵐!!!Sugar!!!何から何まで天才!!!
とりあえずuntitledを見よう!櫻井翔の「So gimme one more kiss」で恋に落ちよう!!!

12. まだ見ぬ世界へ

2011年に発売されたアルバム「Beautiful World」のリード曲。
ゴリッゴリのダンスナンバーでかっけぇ。個人的にMステで披露した時の衣装が好きです。
ちなみにCメロの「to the top, to the top, to the top come with me」「to the top, to the top, I promise you」の元ネタは相葉さんの「トップになりたいって夢絶対叶えようね」という発言だといわれています。実際トップになってるからすごいですよね。

13. Asterisk

2014年に発売されたアルバム「THE DIGITALIAN」を提げたコンサートで最初に歌われた曲。
デジタリアンの名のごとくゴリゴリに加工をかけて近未来な世界感を演出しています。映像見たらさらに魅力がマシマシになるのでみんなコンサートDVD見よう???

https://www.amazon.co.jp/ARASHI-LIVE-TOUR-2014-DIGITALIAN/dp/B00YG7MZJW


14. Move your body

2008年に発売されたアルバム「Dream "A" live」のリード曲でかっけぇダンスナンバー。映像化されてないのが本当にもったいない。
とにかくビジュアルも最高にかっこいいしダンスもめちゃくちゃかっこいいのに……Jストさん(嵐のレコード会社のJ Stormのこと)お願いします映像化してくださいなんでもしますから!!!

15. COOL&SOUL

これはね、嵐の内に秘めてる「野心」を全開にしたワルでかっけぇ曲です。
普段仲良しふわふわ〜〜なグループだけど、実は心の中にはこんなギラッギラに燃え上がる魂が潜んでいたのか……と気づかされ嵐オタの沼にドボンしてしまいます。安心してくださいオタクはいつでも両手を広げて待ってますので。
ちなみにアラフェス2013バージョンで見るのをおすすめします。

www.amazon.co.jp

16. YOUR SONG

歌割りが天才なみんなで歌えるバラード。
相葉さんの「もし君が道に迷った時は いつだって僕がそばにいるから」で涙腺崩壊します。(こいついつも泣いてんな)
ちなみにこれを作詞作曲した杉山勝彦さんは乃木坂46の「制服のマネキン」や「君の名は希望」なんかも作曲してます。通りで名曲なわけだ。

17. 素晴らしき世界

これも歌割りが天才なバラード。
櫻井さんのラップも良いアクセントになってるしその後の
「最終列車に乗って憂鬱の駅を駆け抜けてこう(二宮) 君の街まであと少し(松本)僕らは泣いて笑ってそれでも明日を夢見てしまう(相葉)ありがとう素晴らしき世界(大野)」の歌割りがもう5000兆円差し上げたいレベルで天才。

嵐って個々の声が分かりやすいからこそソロパート→5人で一斉に歌うユニゾンの良さが味わえるんですよね。

18. LIFE

文字通り「人生とは何か?」を考えさせられるバラード。
「10年前夢見た今の僕 『10年後?わかんないや。。』って今の僕」って歌詞が嵐の今現在と重なって涙腺崩壊します。もう目からハイドロポンプ

19. 空高く

2010年に放送された嵐のメンバー全員が出演していたSPドラマ「最後の約束」の主題歌。
まさに嵐彼ら自身のことを歌った曲といっていいほどの歌詞と爽やかなサウンド。櫻井さんのラップの「空越えてまで掴んだんだ 今ならwonderland」という歌詞で嵐自身が嵐で良かったって思ってるんだなぁと感じてオタクは涙腺崩壊します(もう泣くのやめろ)

20. 遠くまで

これも1曲目と同じくJALのCMソングです。嵐らしい爽やかな曲調がまた良いですね。
ちなみにエリザベス氏はこの曲が収録されているアルバムを記念した「嵐JET」の写真を撮りに行った記憶がありますが、必死でガラケーから写真を探して撮ってきたのでお見せします↓

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ガラケーなので画質がゴミなのごめんなさい

21. Zero-G

THE DIGITALIAN」のリード曲。嵐ならではのポップさとデジタルなEDMが融合した楽曲です。ちなみに大野さんが振り付けた曲なので(?)ぜひデジタリアンのDVDを見ましょう。あれはマジでチケット代ほんまに8500円か!?3万円払ってもいいですか!?!?ってレベルのクオリティなので。

22. Song for you

嵐の歴史が詰まった壮大な "組曲" 。これはぜひuntitledのライブ映像で見ましょう。オタクでなくても涙チョロリ必至です。オタクは本当に嵐のファンで良かった……と思える1曲です。

23.「未完」

ここに来て「未完」というタイトルで締めるのが嵐のかっけぇところ!!!ウッヒョ〜〜〜〜〜!!!!!嵐の成長はまだまだ止まらないぜぇ〜〜〜〜〜!!!!!譲れないよ誰も邪魔できないとはこのことだったのか〜〜〜〜〜!!!!!このまま活動休止まで身体中に風を集めて嵐を巻き起こしてくれぇ〜〜〜〜〜!!!!!

 

以上、私の独断と偏見によるプレイリストメモでした。最後までお付き合いいただきありがとうございました。これからも嵐についていきます。

アラフェス2012(CARNIVAL NIGHT part2 9:03〜、Summer Splash! 27:35〜、Love Situation 31:04〜、Oh Yeah! 1:57:40〜)

untitled(Sugar 1:04:24〜、Song for you 1:36:13〜、「未完」1:48:32〜)

 

韓国語なんもわからんオタクがポケモンを韓国語でやってみた

皆さんこんにちは、エリザベスです。

最近はコロナウイルスの影響であらゆることがうまくいかず1周回って暇で怠惰な生活を送っています。

外出自粛の中、鬱々とした気分を埋めてくれるのがゲームというもので、ほんまに任天堂さんには感謝してもしきれないくらいですわぁ……。

しかし、せっかくなのでゲームを通して何か1つ語学の勉強をしてみようと思いました。

そこで思いついたのが「韓国語でポケモンをプレイする」ということ。

第二外国語が韓国朝鮮語だったということもあってハングルは読める、簡単な単語なら分かるといった状態だったのですが、いざそれでゲームをプレイしたらどのくらい理解できるのかを確かめてみたかったのです。
まあ1回殿堂入りしてるから通しでやったことがあるわけだしそこまでゲーム進行に支障はきたさないだろうと思っていました。

結果は……

全く理解できませんでした。

そりゃそうだろ。なぜ始める前に気がつかなかったんだ。

では、ここからはなぜ理解できなかったのかについて自分なりに分析していきます。

①技の名前が分からない

端的に言うと、今までの韓国語学習の中で固有語(漢字由来ではなく、韓国語固有の言葉)の動詞を覚えるのをサボっていたので文字を見てもなんのことかさっぱり分かりませんでした。
技が分からないのでモーションを見てなんの技か覚えるしかなく、なかなか苦痛でした(汗)

とはいえ、물총포(水鉄砲)などのように漢字由来の言葉や버크아웃(バークアウト)のように英語由来の言葉は分かったので、固有語の動詞を気合入れて覚えればプレイできるのでしょうけど……

②(個人的に)よく分からない訳し方

一般的に日本のゲームは日本語がベースになってそれを各言語に訳すという形態をとっていると見られます。今回もおそらくそうでしょう。
ただ、これはどうなんだろう、というかパッと見よく分からない訳し方があったというのが、理解を妨げていた要因なのではないかなと思いました。

その1つが체육관 챌린지(体育館チャレンジ)です。日本語版だと「ジムチャレンジ」ですね。

えっ……体育館チャレンジ……

確かにジムを日本語に訳すと体育館だけどさ……なんか、うーん……

個人的にはポケモンのジムは「道場」のようなものだと思っていたので、体育館と言われるとちょっと違和感がありました。
韓国人にとっては体育館の方が分かりやすいのかな?こればかりは韓国の人に直接聞いてみないと分からないところですが……

とはいえ、ポケモンをプレイしていて言語の違いや文化の違いを感じられて面白かったので良い経験にはなったと思います。
ホップくんの「さすがだぞ!タイプの相性をばっちり理解しているんだな!」が韓国語で見れた時は感動しましたし笑

ただ、マリィちゃんが訛っていないのはちょっとガッカリポイントでしたね……。
韓国語にも方言はあるから入れた方が原作を再現できると思うんだけどなぁ……(実際二次創作では全羅方言(南の方の方言)で話しているらしい)

全クリは流石に難しそうですが、とりあえず最初のジムバッジを手に入れるところまではやってみようと思います。

皆さんもお暇な時にぜひ、やり慣れたゲームを外国語版でやってみてください。いろいろ発見があると思うし何しろかなり勉強になるので……笑